原点に戻れ!

小さいおうちの文庫本
小さいおうちの文庫本
直木賞受賞作「小さいおうち」をようやく読み始めました。
図面から分からないところは原点に戻る鉄則に従い、裏表紙をひらいたとたん…
赤い三角屋根の文化住宅の姿は…で始まり、門扉を抜けて敷石をたどり、石段を三段上がれば、旦那様ご自慢のポーチがあった。とある。
読み始めて間もなく、この物語の主人公タキのわずか二帖の女中部屋の位置も確認することができた。
こういった資料に基づいた推理・想像からシーンを繋ぎ合わせてゆく、まるでパズルのような作業であるが、製作はそのひとつひとつのパーツか...ら自作しなければならない。
もっとも、市販されているパーツは最大限に利用するが、シーンに合わないものは徹底的にカスタマイズする。
そうして完成した作品は、見る手側にどう映るのか?こちらの意図する思いがすんなりと見る人の感性に溶け込む時、作り手は至上の喜びにひたる瞬間となる。

…って感じをめざしてるんだけど、時には甘えも出ちゃいます(笑)

 

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