細田守監督の最新アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の舞台となった上市町の古民家を訪ねた。アニメの中で忠実に描かれていて監督のこの古民家に対する熱い思いが伝わってくる。
持ち主の山崎さんが映画にまつわる話や、監督やスタッフの話し、観光客とのふれあいなんかを熱心に語っていただき、またこの家の堂々としたたたずまいに感動。
ミニチュア製作に関しての協力をお約束いただいた。
ただ、こういった古民家は作家泣かせの題材であることに間違いはない。朽ちかけた土壁、コケが生えた石積みの基礎、年輪をかさねた雰囲気をどう作品として完成させるかが勝負。観光協会と持ち主に「楽しみにしている」と言われてしまったら後戻りはできない。1年後の完成を目指して頑張らねば。
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